心に残る言葉
今日、テレビ番組の中で75歳のタレント事務所の女社長さんが特集されていた。
彼女は、とてもおっとりした口調で温厚な性格の様に見受けられた。見たところノホホンとした元気なおばあちゃんといったところで、何人もの人を雇っている社長というのも信じられない感じだった。
今からドイツ語を覚えるのだといって図書館に通い、仕事もやりつつ、今から大学院に行こうとしている受験生でもあった。
取材に行ったタレントを次のPOINTに連れて行く時、自ら運転手になり、後ろ座席のドアの開閉までしていた。
彼女の優しい口調やしぐさに、やさしいおばあさんのぬくもりを感じ、私の心もほんわかしてきていた。
その時、「ここにテニスコートを作りたいんです」と、まだ切り開いたばかりのぬかるみの急斜面になっている山に案内し見上げながら彼女は言った。そして、そこにあった大きなショベルカーに乗り込み、豪快に操作しだした。
おいおいおい、そんなオチはいらない。面白すぎる結末。唖然。。
そんな彼女は最後に名言を残した。
「決して疲れすぎず、でも決して立ち止まらない。」
あっぱれ。こんな75歳は見たことなかった。なかなかのナイスキャラに脱帽。
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