10ヶ月
20日に10ヶ月を迎えました。
この1ヶ月1ヶ月が彼にとっては、すごく大事。モチロン私にとっても大事なのだけれど、アウストラロピテクスからの何千年という進化を、この短い間に成し遂げるのだから、本当に1日1秒がものすごい濃厚なんだなぁ~って。
昨日できなかったことが急に出来るようになったり、昨日までやっていたことを今日からは、もうしなくなったりとめまぐるしく成長しています。
家の中だけでなく外でも、いろんな物に興味を持ちだして、舐める、破る、叩く等して、材質、形状、味、食感、触感、音、色をチェックしている様子。
そんなケイトンの楽しみであろうが、家の中では危険なものがいっぱいなので、そういうものは”隠す””取り上げる”ということをしてしまう。
どれだけ片付けても、すぐに次から次へと引っ張り出してきて広げて散らかしてくれるから逆に感心するよ(;Ч;)
片付けることや汚されてしまうことは、確かに私にとっては面倒なのだけど、ケイトンの折角芽生えた好奇心と、行動範囲を摘んでしまってはもったいないので、どうにかならないかと考えた。
私がいつも側にいなくても、すぐに泣いたりはしないのだけれど、大体私が移動すれば、ケイトンも移動する。リビングからキッチンに行けば、彼もキッチンに来ていろんなモノをかまい出す。そうすると、危険な所を開ければ止めにいかなくちゃならないし、とっても私は作業しにくいので、ここはひとまず何日かケイトンの動きを観察。
ふふーん、なるほど。
ケイトンはある程度同じ場所へ行っては座り込み、そこに置いてあるアイテムをかまっていた。”獣道”ならる”ケイトン道”。
このケイトンの動線上に、何箇所かケイトがかまってもいいアイテムを置く「ケイトンスポット」を作ってみた。
私が台所で洗い物や料理をする時は、私が立つ横にある棚の下の段にケイトがキッチンで興味をもってよく触っていたもので、危なくないものを、まとめてカゴに入れてみた。
振り返ったところにある棚の下から二番目だけは開けられるようにして、そこにもケイトの好きなオモチャやプラスチックの食器をしれておいた。食器棚の扉の側には触って欲しくないコードがあるから、その手前に開けられる扉を作ってその中は、ケイトンでも触れるタッパーなどをいれることにした。
キッチンでお気に入りの様子だった”さばの水煮”の缶詰やジャムの空き瓶もアイテムの中に入れてあげた。
すると、これが面白いほどひっかかる。
いつも、同じ場所の同じアイテムに手を伸ばしてしばしの間は遊んでいてくれるように(^Ч^)
単純だなぁ~(`∀´)v
今では、廊下にはモニターの無いキーボードだけのケイトのパソコンコーナーなど、家の中にキッチン以外にも「ケイトンスポット」が何箇所か出来た。
彼は、そのスポットに行っては喜声をあげている。