怖い顔
今年に入ってから離乳食を始めました。
昨年、私が乳腺炎などになったりしたから、少し遅めのスタートです。
ケイトン、お茶や湯冷まし等の水分は、スプーンを使わなくても、コップからうまく飲めた。
離乳食は乗り出してきて、スプーンからうまく上唇を使って食べることができた。
ゴハンの時には座ってもらおうと(私たちの食卓を荒らされないためにも)購入した椅子にもちょこんと座り、膝から下をブンブン動かして、手はテーブルをバンバン叩いて嬉しそうな声を出して食します。
でも・・・・少しで満足。
すぐにボニュを欲しがり、飲み終わると眠るか、遊びに行ってしまいます。
ほとんど食べてないに等しい。
体重は今までのように増えてはいないけれど、減ってもないし、相変わらずムチムチの身体だし、元気はあるから、ま、いっか。
前にボニュ相談室に行った時に、”お乳が美味しいと離乳食なかなか食べないと思うよ。”と言われたことを思い出した。そうか、これか。(私は、勝手に良いように解釈するクセがある)
産まれてから、もう数え切れないくらいの回数の授乳をしてきたわけだけれど、ずっと思っていることがある。
母親が子供にお乳をやる姿は、はたから見ると微笑ましく見えるけれど、実は授乳されている赤ちゃんからみると、母親の顔はとても怖い顔に見えるんじゃないかと。
実写や、イラストでこんな感じって描けないのが悔しいのだけれど、楳図かずお
さんのホラー漫画に出てくるような、あんなイメージではないかと。
だって母親は赤ちゃんの顔から、とてつもなく至近距離で、ちゃんと乳房をくわえて飲めているか覗き込んでいたり、近く出ない場合は、自分の身体にひっついている乳房を見るわけだから、顔はそんなに曲がらない。だから目だけ下を見る感じになって、あごは二重あごになって見下す形相になっているに違いない。
特に最初の1ヶ月は、朝昼夜にかかわらず、授乳回数がハンパでないから、眠いのをこらえて授乳をする時もある。眠りながら授乳することもしばしば。そのあとも、3時間に1度の授乳。これは、聞いているだけよりも大変なかなりのハードワーク。
この”眠たいのをこらえて授乳”というのが、これまたすごい形相をすることになってしまうのだけれど、この顔は赤ちゃんしか知らない。
産まれて1ヶ月は、目が見えないからまだいいとしても、目が見えるようになってきてからは、そりゃ~恐ろしい体験を1日に何度もしているに違いない。
「母と子は、授乳の時は目と目を見つめ合ってするといい。」
と聞いていたけれど、ケイトンは最近になるまで目を合わしてくれなかった。
これは、きっと私が思うように、私の顔がものすごく怖かったからだと思う(`∀´)この世に産まれてきて、最初に見るのがあんな顔ではかなりキツイ。
私は、怖い顔をしているわけでは決してないのだけど、意識して笑ってみても、それはそれで怖い顔に下から見たらなっていただろうなと。
8ヶ月に入る頃から、童謡であるように「おっぱいのんで、ねんねして~♪」のように、胸に膨らんだもみじのような手を添えて、モミモミしながら、私の目を見つめて飲むようになった。
これは、私の胸の張りが多少なくなってきて、少し伸びるようになって、良い距離感で飲むことが出来るようになったからだろう(;u;)